MTG公式による禁止制限改定にて、
レガシー環境における《表現の反復》と 《白羽山の冒険者》の禁止
が発表されました!
前回の更新以降、レガシーのメタゲームは2つの主要なアーキタイプの合計がフィールドの大部分を占めるように進化してきました。それが昔から人気のあるイゼット・デルバーと最近になって成立した白単イニシアチブです。競技プレイの一部界隈ではこの2つの合計がフィールドの約30%を占めており、その勝率とメタゲームでのシェアを下げるために我々はそれぞれのデッキから1枚ずつ禁止を出すことにしました。
イゼット・デルバーはレガシーにおいてかなりの長期間に渡って人気があり、近年は《濁浪の執政》、《ドラゴンの怒りの媒介者》、《表現の反復》などの強力なカードを獲得してきました。我々はイゼット・デルバーやそれに似たアーキタイプのプレイパターンを楽しむ多くのレガシーのプレイヤーを認識し賛同していますが、データはメタゲームの多様性と革新のためにこのデッキの勝率と使用率を一段階下げる必要があることを示しています。我々はイゼット・デルバーにカードの質と量を供給し、メタゲームのどんな変化にも容易に適応し頂点であり続けることを可能にしている《表現の反復》の禁止を選択しました。
単純に強いカードを取り除くことに加えて、《表現の反復》を禁止してイゼット・デルバーをメタゲームの中でもろくすることでこのデッキの本来の長所(効果的な1対1交換)と短所(カードの枚数を増やす方法の欠落)が強調されることが期待されます。
『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』の発売以降、イニシアチブのメカニズムはレガシー・フォーマットに大きな影響を与え、その人気は高まり続けています。この現在2番人気のデッキは高速マナでイニシアチブ・クリーチャーを出し、挽回が困難なアドバンテージを序盤で獲得します。このプレイパターンの安定性と速度を下げるために、我々は効果的な3マナのイニシアチブ・クリーチャーである《白羽山の冒険者》の禁止を選択しました。
データによると、この2つのデッキはメタゲーム全体の動きを抑え込む一方でお互いに抑えあっています。そのため我々は両方のデッキに変更を加えることを選びました。我々はこの変更がメタゲームを広げるのに十分であるかどうか監視を続け、今後必要があれば追加の変更を検討します。
※上記ページより一部引用
レガシー環境におけるイゼット・デルバーと白単イニシアチブの支配率を考慮しての禁止改定とのことです。
【お知らせ】2023年3月6日発表の、禁止/制限カード告知をお伝えします。今回レガシー・フォーマットに変更がございます。変更の内容と理由について記事にてご説明いたします。 https://t.co/qXrsgHwAes #mtgjp
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) March 6, 2023
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