MTG公式による禁止制限改定にて、
スタンダード環境における《鏡割りの寓話/キキジキの鏡像》 《勢団の銀行破り》《絶望招来》の禁止
が発表されました!
上記3種のカードの禁止理由は、下記の通りとなっています。
《鏡割りの寓話/キキジキの鏡像》の禁止理由
《鏡割りの寓話》//《キキジキの鏡像》は黒赤ベースの戦略の根幹であり、これがスタンダードに参入してから常にこのフォーマット最強のカードの1枚でした。リソースとカードの回転を生み出し、そしてマスト除去レベルの脅威となる能力はこのコスト帯では突出しています。対抗手段は少なく3マナをはるかに越えるものも多くあり、特に後手で倒すのが難しくなっています。《鏡割りの寓話》//《キキジキの鏡像》を排除することにより、黒赤デッキの強さを下げるとともに、デッキ構築上で脅威が欲しいのか、カード回転が欲しいのか、カードを墓地に送る能力が欲しいのかに応じた意味深い選択肢ができることを願っています。これらの理由と、多くのデッキでの使用率の高さにより《鏡割りの寓話》//《キキジキの鏡像》は禁止されます。
《勢団の銀行破り》の禁止理由
《勢団の銀行破り》は発売以降、アドバンテージ・エンジンとしてスタンダードの多くのデッキで使われてきました。無色のカードなので幅広い色や戦略のデッキに簡単に組み込まれてきました。その単純な普遍性と強さは無色のカードとして他のカード・アドバンテージ獲得手段を押しのけすぎています。またこれはクリーチャーのサイズにも圧力をかけており、《勢団の銀行破り》に搭乗できるクリーチャーは他よりも優先されます。多様性の発展と他の色の同じ用途のカードに力を取り戻すため《勢団の銀行破り》は禁止されます。
《絶望招来》の禁止理由
《絶望招来》は発売以降殆どの黒赤デッキと黒ベースの戦略のマナ・カーブの頂点に置かれてきました。強力な戦場対処能力とカード・アドバンテージ生成だけでなく、黒の弱点のいくつかを補うことにも優れています。伝統的に、幅広いカード・タイプのパーマネントをプレイすることは単体除去呪文を多用するデッキに対して有利です。《絶望招来》は空の盤面に唱えるのが効果的なカードであり、この手の除去を多用する戦略に対して伝統的に有効なエンチャントやプレインズウォーカーを除去するため、黒の戦略に対して十分な対抗策を見つけることを特に難しくしています。そのパワー・レベルとカードの多様性に対する悪影響のため《絶望招来》は禁止されます。
次回の禁止制限告知について
次回の禁止制限告知については、2023年8月7日に『エルドレインの森』のプレビューに先駆けて実施予定となっています!
【お知らせ】2023年5月29日発表の、禁止制限カード告知をお伝えします。今回スタンダード・フォーマットに変更がございます。変更の内容と理由、新たな禁止制限告知の方針について記事にてご説明いたします。 https://t.co/q6kVRMQMy1 #mtgjp
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) May 29, 2023
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