この記事では、
MTG「ラヴニカの献身」の公式ストーリー
を一覧でまとめています!
ラヴニカの献身・ストーリー 第5話:空に舞うレザ
静かな心、静かな足取り。
法令文書館へ続く階段を登る。経路はすっかり覚えていた――百十二歩で真理の遊歩道を渡り、二百十二歩で正義の館へ至り、八十七歩で禁欲的な道理の広間を通る。そしてもう三十三歩、正義の滝が湧き上げる霧の中を登ればいい。十五段の滝はジェーレン隊庁舎の主要階に届く前に霧となり、水滴が私のローブに斑を作った。・・・
ラヴニカの献身・ストーリー 第4話:隠し財産の元帳
日付:ダゾの15日
場所:クローバー高層住宅街
徴税状況の概要
徴税名簿掲載人数:360名
給与から規定の30%全額を納付した者:259名
債務契約と共に一部を納付した者:87名(詳細は債務元帳を参照)
公開鞭打ち刑及び年季奉公を選択した者:13名
公然と納付を拒否した者:1名 規定によりこの者及び同居家族の資産は没収され、係争中の支払補填に充てられる。
ラヴニカの献身・ストーリー 第3話:不自然淘汰の原則
「本当に死んでないんですか?」 年老いた修行者の額を突いて、ミコが言った。その修行者は彫像のように動かず座して、伸ばした指先からは細い海藻が伸び上がり、頬の所々にはサンゴの小さなポリプが貼りついていた。組まれた脚の下の裂け目を数匹の蟹が棲家としていた。・・・
ラヴニカの献身・ストーリー 第2話:うたわれぬ憤怒
私は枯れ草の中にうずくまり、獲物へと狙いを定めていた。二十フィートも離れていない所に、一体のマーカが空中に鼻を鳴らして威嚇しつつ猫の尾を激しく振り回していた。その獣から安全な風下にいても、動悸は激しかった。マーカに勘付かれたなら、その太く黒い鉤爪でばらばらに引き裂かれてしまうだろう。・・・
ラヴニカの献身・ストーリー 第1話:児戯の幻影
人形店の前面窓から彼女の姿を盗み見つつ、俺はこの呪わしい心臓の動悸を抑えられなかった。彼女は仕事台の上に前屈みになり、小さな頭蓋骨の模型に顔を描くと、自作の精巧な衣装をまとった人形の身体へと固定した。黒い革はあの災いの歌姫の衣装よりも素晴らしく裁断されていて、その頭蓋骨を角で飾る気遣いは、俺の内なる炎をかき立てた。
今日こそ話しかけるんだ。オルリッチ、俺が時に友と呼ぶあのデビルは、次こそ名前を聞くんじゃなくて人形を買って帰ってきたら俺をしこたま鞭打つと言っていた。
まとめ
MTG「ラヴニカの献身」の公式ストーリーは、2019年1月24日(日本時間)より毎週木曜日(水曜日深夜)の定期更新となっています(^^)
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