2014年9月26日に発売される
MTG タルキール覇王譚
に多くのメインカラー+敵対色2色で構成される「楔」カードが収録されるカードを受けて、過去に登場した楔カードに対する考察記事がMTG公式サイトで公開されました!
楔カードがはじめて収録されたのはアポカリプスで、全5種の楔カードが収録されました。
これらのカードに対するデザインは、初めての「楔」カードと言うこともあり、中には納得のいかないデザインになってしまったものも多かったようです。
また、次元の混乱では、「楔」カードとして印象深い5体の伝説のドラゴンが登場しました。
公式の自己評価としては、
- オロス(白黒赤) ・・・ 白が赤と黒の補助を受けて発動する能力としてよいデザインだった
- ヌーマット(赤白青) ・・・ 言いようも無いほど悪いデザイン
- インテット(青赤緑) ・・・ 当時はらしくなさを感じていたものの、時代の流れと共に赤に「無料プレイ」の性質が加わるにつれてしっくり来るようになってきた
- ヴォラシュ(緑青黒) ・・・ 飛行持ちであることを除けば緑単色でも実現できたデザイン
- テネヴ(黒緑白) ・・・ 黒単色の能力に近いものの、カラーの役割から納得のできるデザイン
といった感じのようです。
また、「ローウィン」でもたった1枚だけ刷られた「楔」カードが存在します。
ローウィン環境のみならず幅広い環境で活躍した「ドラン」は、公式から見たデザインとしてもかなり良いものだったようで、現時点での最良の楔カードと賞されています!
緑黒白の共通点である「平均的にタフネスが高い」に着目し、3色のボーナスとして与えた「タフネスによりダメージを与える」というルール変更効果によってデッキの中心になれるカードとなったと記事では書かれています。
そして、タルキール覇王譚ですでに公開されている「楔」の神話レア
兜砕きのズルゴ
の話になるわけですが、公式では
赤白黒のクランである「マルドゥ」らしさを強く感じさせるデザイン
という評価のようです。
「実際はチャンプブロックされないのにチャンプブロックされた際に効果を発揮するデザイン」というものを公式では「美しくない」と考えているようで、それに対して「ズルゴ」は「チャンプブロックをしたいと思わせつつ、チャンプブロックしてサイズを上げてしまうとスタンダード環境に多い除去を逃れられるようになるきれいなデザイン」と評されています(^^)
今後、どんな「楔」カードが公開されていくのか、そのデザインが「楔」と呼ぶに相応しいものなのか、より注目していきたいと思えるとても面白い記事でした!
コメントを残す