MTG公式サイトにて、MTGの「モダン」の環境を”壊れた”ものにしないためにMTGの開発チームが心がけている
今後印刷されない可能性が高い3種類のカード
について公式記事中で言及されていたので情報を共有します(^^)
- その1: 軽すぎるドロー操作
何よりも「コンボデッキによる環境支配」を懸念してのことだそうです。
とりわけ「複数の選択肢から選んで手札に加えられる呪文」はコンボデッキを一気に強化するため、1マナの呪文として印刷される可能性は少なそうです。最新セット「タルキール龍紀伝」の「予期」などがいい例ですね(^^)
開発チーム的には1マナで4枚の選択肢を持てる「思案」はモダン環境的に完全にアウトのようです(^^)
- その2: マナ加速呪文
1ターン目、2ターン目、3ターン目、・・・とターンが進むごとにゲームが発展していくのがMTGであり、それを無理やりぶっ壊してしまうマナ加速は基本的に印刷されない方針のようです。
ただし、MTGの開発チーム的には「マナ加速呪文は赤の色が持つ重要なパーツの一つ」とも考えているようで「悪質なコンボデッキを産まないようなマナ加速呪文を実現したい」とも述べられています。
「曲がりくねりのロシーン」のように「産んだマナが使える範囲などを制限」するような形で実現するのかもしれませんね。
- その3: やりすぎた対策カード
特定の「色」や「土地」を対象にしたそれ1枚でゲームを決めてしまうような新カードが印刷される可能性はほとんど無いそうです。
今後印刷される対策カードは、
単一の脅威に対してだけ効果があり、相手の戦略全てを無効してはならない
というポリシーの元、開発・印刷されるようです(^^)
やはり「環境に数えるほどの種類のデッキしか存在しない状態」というのはゲームを作る側からもプレイする側からも歓迎されるものではないですからねえ。
それを考えると、大会の上位入賞者でもほぼ異なるデッキを使っている今のMTGはかなり「健全」で楽しいものと言えるのかなと思います。
今のMTGのような「多様性に溢れた環境を維持」するためのMTG開発チームへの感謝の意とともに、この記事を締めさせていただきます。
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