MTG「イコリア:巨獣の棲処」で登場する新キーワード能力
相棒/Companion
の紹介動画がYouTube「MTG公式チャンネル」にて公開されました!
開始時デッキの条件を達成することにより、ゲーム外から該当のクリーチャーを唱えることができるようになる、これまでにないギミックとなっています!
『イコリア:巨獣の棲処』には10体の「相棒」がいます。どれも伝説のクリーチャーであり、それぞれデッキ構築のルールに関わる相棒能力を持っています。あなたの開始時のデッキがそのルールに沿っていれば、その伝説のクリーチャーはあなたの相棒として戦ってくれます。例えば、壮大なる友人のケルーガを相棒として選ぶ場合、あなたの開始時のデッキに点数で見たマナ・コストが1や2のカードを入れることはできません。
相棒として選べるのは、1ゲームに1体のみです。選ばれた相棒は、ゲーム開始時にはメインデッキに入りません。代わりに、サイドボードに入ります。(サイドボードを用いないカジュアル・プレイでは、ゲーム外部のコレクションに置いておきましょう。それで同じルールが適用されます。)つまり、プレイしているフォーマットの最小デッキ枚数を満たすには、相棒を含めずにその枚数にする必要があります。構築フォーマットでは、相棒は15枚のサイドボードのうち1枠を占めることになります。ゲームを始めるに際し、あなたは相棒として選んだカードをすべてのプレイヤーに公開します。そしてゲーム中に一度、あなたは選んだ相棒をサイドボードから唱えることができます。その行動にはクリーチャー・呪文を唱えるための通常のルールが適用されるので、唱えられるのはあなたのメイン・フェイズ中だけです。
選んだ相棒をサイドボードから唱えたら、あとはそのままゲームに残ります。その呪文はスタックに置かれ、解決されればあなたのコントロール下で戦場に出ます(イエーイ!)。打ち消されれば墓地に置かれます(えー!)。そのゲーム中は追放されたり、手札に戻ったり、ライブラリーに戻ったりします。ゲームが終了するまではサイドボードに戻りません。
相棒のデッキ構築ルールが適用されるのは、あなたの開始時のデッキ、つまり各ゲームでプレイを始めるときのデッキだけです。サイドボードに入っているカードは考慮されないので、サイドボードまでデッキ構築ルールに従う必要はありません。加えて、デッキ構築ルールを無視して相棒を持つクリーチャー・カードをメインデッキに入れることもできます。これは特に、デッキ構築ルールに沿うのが恐らく不可能なブースタードラフトに関係するでしょう。もしドラフトで実現できれば、栄光の勝利が待っていますよ。
さて、相棒は伝説のクリーチャーで、開始時のデッキに入っておらず、デッキ構築に大きな影響を与えるとのことでした。どこかで聞いたことがあるような? そう、統率者戦ですね。統率者戦を楽しむ皆さんは、サイドボードがなくても相棒との戦いを楽しめます。「統率者デッキ」には相棒が含まれているのです。それはゲーム開始時にはゲームの外部にあり、デッキの100枚に含まれません。なお相棒を使うにはデッキの他のカードと同様に、あなたの統率者もデッキ構築のルールに沿ったものである必要があります。
怪物が闊歩するイコリア次元では、人間の存在などちっぽけなものかもしれません。ですが少なくとも、あなたはひとりではありません!
MTG「イコリア:巨獣の棲処」の関連記事一覧はこちら
MTG「イコリア:巨獣の棲処」収録カードリストまとめ
コメントを残す