MTG「イクサランの相克」の神話レア枠で収録される伝説の吸血鬼・騎士
Elenda, the Dusk Rose(薄暮薔薇、エレンダ)
が情報公開されました!
白黒マナ1点ずつを含む4マナで1/1「絆魂」の基本ボディを持ち、
- 他のクリーチャーが死亡するたびに+1/+1カウンターを1個獲得
- このカードの死亡時にこのカードのパワーに等しい数の1/1「絆魂」の白吸血鬼トークンを生成
という2つの能力を持った、アドバンテージを失いづらいクリーチャーとなっています!
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【追記】
日本語版カード「薄暮薔薇、エレンダ」が公開されました!
多色カードをデザインするためのコツのひとつが、各色の能力から、テーマ的に関連があってメカニズム的にシナジーがあるものを見つけることである。《薄暮薔薇、エレンダ》はその好例だ。黒の能力で、吸血鬼にふさわしいものは何だろうか。『Arabian Nights』の《Khabal Ghoul》に由来する、そのターンに死んだ他のクリーチャーの数に等しい+1/+1カウンターを得るという「カバル能力/Khabal ability」はどうか。これは非常に吸血鬼らしい。
白はもう少し難しい。白(と、ときおり緑)は、大抵が小さい、トークン・クリーチャーに手を付けることがある。そうして生成されるトークンが吸血鬼であれば、それはテーマ的に関連性を持つことになる。『イクサラン』の吸血鬼・トークンは、1/1の白のクリーチャーで絆魂を持つ。絆魂は白と黒の能力なので、これは白黒のカードでうまく働く。
クールなのは、両方の能力が吸血鬼の能力らしく感じられ、しかもシナジーを持っていることだ。《薄暮薔薇、エレンダ》が死亡すると、それまでのクリーチャーの死亡数に応じた吸血鬼を生成するのだ。その時までは、大きな脅威である巨大絆魂クリーチャーとして存在し、対戦相手が殺したとしてもやはり恐ろしいことになるのだ。ヴォーソスもメルも楽しんでくれるだろう。
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